食品工場の正社員を辞めた方の体験談【誰でもできる仕事に嫌気がさし退職】

こんにちは!
今回は食品工場の正社員の仕事を実際に辞めた方にインタビューをしてきたので、その内容をご紹介したいと思います。

また、そのような自分に合わない仕事は、悩むよりも直ぐにでも辞めるべきだと思います。ただ辞める前に次の転職先だけは確保しておくことをお勧めします。

【必ず読んで】今の仕事が辛くでも、退職前に次の職場を見つけておいた方が良い3つの理由

速攻で今の仕事を辞めたく次の職場の確保が難しい場合でも、最低限転職サイトに登録しておくことは必須です。私が使った転職サイトはリクルートエージェントです。

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食品工場の正社員を辞めた方の体験談まとめ

食品工場の正社員を辞めたいと思ったきっかけ

私が勤めていた食品工場は弁当や惣菜などを作っているため、工場は365日24時間稼働、製造ラインを止めるのは掃除等の手入れをすると時か検査の時だけ。休まず稼働させるには人材が必要なのですが、募集を掛けても中々集まらず、時給を上げると昼間働くパートさんはどうにか確保出来ても、夜間は常時人手不足、派遣会社にお願いしているのですが問題は解決せず。

納期の時間は絶対に守らなくてはならないため、パートさん達に働く時間を延長してもらい対応、もちろん私も現場に出て働かなくてはならず、休みが取れるのは月に1度あるかないか。 食品工場は横の繋がりがあり、他の食品工場に聞いてもどこも同じ状況、子供が居ても遊んでやることは出来ない、忙しい割に給料は然程良くない。

続けて働いても、行っている仕事はパートやアルバイトの方も出来る仕事のためキャリアにはならない、アルバイトには若者も沢山おり、自分の子供にも父親が働いている職場を見せることは出来るのですが、同じ仕事に子供が就くと言ったら私は恐らく反対、仕事に誇りを持てなくなったため辞めることにしました。

 

食品工場の正社員での上司の様子

私が勤めた食品工場には2通りの上司がおり、1つは学校を出てからずっと働いている上司、もう1つは他の仕事をリストラされて働いている上司。

学校を出てからずっと働いている上司は、食品工場の仕事しか知らないため、特に不平不満を言うことはなく、パートさん達からは好かれている方が多いです。

他の仕事をリストラされ食品工場で働くことになった上司は、とにかく不平不満ばかり、そのため一緒に働く時はずっと愚痴を聞かされ、飲み(酒)の席でも愚痴ばかり、当然にパートさんからもアルバイトの若者達からも煙たがられています。

他の仕事をリストラされた上司は、知識や経験が豊富なのか私達部下にアレヤコレヤ指示はするのですが、決して自分は動かこうとはしない、反対に学校を出てからずっと働いている上司は、人を頼らず自ら動くため、言われなくても部下やパートさん達は率先して手伝っていました。

 

食品工場の正社員を辞めようと思っても、中々辞められなかった理由

私が勤めていた食品工場は365日24時間稼働、正社員は誰が何時どこを担当しているかを全て把握しているのですが、パートさんやアルバイトは定時のみの労働のため、シフト(時間帯)が変わると働くメンバーは全く異なります。

全て把握を把握している正社員が1人でも抜けると現場は混乱、ただでさえ慢性的な人手不足なのですから、辞めてしまったらいつも世話になっていた方々に多大な迷惑を掛けてしまうことが、食品工場を辞めることを躊躇いました。

また、食品工場は仕入先や卸先など横の繋がりが強く、私が居ることで他の会社と上手く事が進んでいることもあり、仕入先の方からも辞めることを止められていました。 暇を見付けて辞めようと思っても、私が働いていた食品工場は製造ラインを止めるのは掃除等の手入れをすると時か検査の時だけ、タイミングが無かったのも辞めることに影響を及ぼしました。

 

 

食品工場の正社員の仕事を辞めた後の、周囲の人の反応

私の中では子育てを妻に任せっきりにしていた思いがあったため、食品工場を辞めた時には家族は喜んでくれると思っていたのですが、辞めたことを妻に話すと「何で辞めたの?これからアンタ何するの?」。

妻とのやり取りを聞いていた子供は、「えっ、もうお弁当はもらえないの?」、「これからお父さんは夜も家に居るの?」、と誰も私が食品工場を辞めたことには快く思ってくれませんでした。

食品工場で働いている時は、子供が起床する前に家を出て、子供が寝てから帰宅、私が家に居ないことが普通だったため、朝起きて私が居る、寝る前に私が帰って来る、休みの日にはずっと家族と一緒なのことに子供達は戸惑い、妻は私が家に居る時間が長いとストレスと感じるようになり、夫婦喧嘩は以前より増えました。

 

食品工場の正社員を辞めた後の転職先

食材を主に扱う卸業者、もともと食品工場で働いている時に色々と相談に乗って頂いた方が社長を勤めており、採用試験のようなものはなく転職させてもらいました。

長年食品工場で働いてはいたのですが、他業種で活かせられるスキルを培うことは出来ず、そのことも含め食材を主に扱う卸業者の社長に相談したのですが、入社から退社するまで働き詰めだったことを社長は知ってくれており、理解をしてくれている人の元で働きたいと思えたことも転職した理由です。

食材を主に扱う卸業者は食材を仕入れ他に卸すのが仕事、流通過程は全てコンピューター管理、コンピュータースキルの無い私で務まるか心配でしたが、必要個数や卸先などはボタンを押すだけ、慢性的な人手不足で悩まされた私にとっては、人手が掛からない今の仕事はストレスがあまり掛からず、家族からは優しくなったと好評です。

 

 

食品工場の正社員を辞めて良かったこと、悪かったこと

良かったこと

①365日24時間休むこと無く稼働している食品工場のため、休みが取れるのは1ヶ月に1日あるかないか、会社の幹部からは休むよう言われていたのですが、私が休んだら誰が仕事をする、パートさんでも出来る仕事ですが、幹部には務まらない仕事。

食品工場を辞めたことで、休みはキッチリ頂くことが出来、休みが1ヶ月に1日あるかないかの職場は異常なことを知れたのは食品工場を辞められたからです。

②本来、パートさんやアルバイトより正社員のほうが立場が上だと思うのですが、人手不足だとパートさん達に頭を下げてシフトに入ってもらうため、辞めてからは頭を下げることは少なくなりました。

③食品工場では衛生面に気を付けなくてはならず、部屋を移動する際は、その都度洗浄、そのため手の皮膚はボロボロでしたが、徐々に手がキレイになると食品工場を辞められたことを実感できました。

悪かったこと

①食品工場はパートさんなど女性スタッフが多い職場、女性が多いと妬みは生まれるのですが、職場に女性が居ると男性としては喜ばしいもの。食品工場を辞めると女性と知り合う機会は、著しく減少してしまいました。

②食品工場では作り過ぎた弁当などをスタッフが無料で頂けたため食費は掛からず、家族も持って帰るのを楽しみにしていたため、それが無くなるのは辛いです。

③食品工場には学生から定年退職した者など様々な人が働いているため、自分が経験していないことを教えてもらえるのは自分の子供の子育てに役立ったのですが、食品工場を辞めてからは多世代との交流は少なくなりました。

 

最後に、食品工場の正社員を辞めたいと思っている方にメッセージをお願いします

食品工場で主に人が必要とされるのは製造ライン、そのため、事務や運搬のつもりで採用されても、慢性的な人手不足では製造を任されることは珍しくありません。 食品工場で働いていると、そのことは忙しいのだから当たり前と思いがちですが、他の世界を知ると採用された本来の業務以外を任されるのはオカシナことと気付きます。

貴方の職場の人手は1年前に比べ改善されましたか?2年前と比べては?恐らく人手不足は一向に改善されておらず、むしろ悪化していませんか?1年前も2年前も同じ状況なら、これから1年先も2年先も状況は恐らく変わらないでしょう。 貴方1人が頑張っても変わるものではなく、貴方1人が辞めても暫くすれば元通り、そう簡単には食品工場の労働環境は変わらないのですから自己を最優先すべきです。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。

食品工場の正社員の仕事は、マニュアル通りの単純化された仕事が主なので精神的に辛いです。食品工場の正社員よりもホワイトで給料の高い仕事は世の中にはいくらでもあるので、思い切って食品工場の正社員の仕事を辞めてみることをおすすめします。

次の職場はリクルートエージェントを使って探して見ましょう。

いくら職場がブラックだとしても、次の職場が見つかる前に今の仕事を辞めてしまうことは、ご自身が今後の転職活動上不利になるだけなので、絶対に止めて下さい。

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