こんにちは!
今回は製薬品製造販売業の総括製造販売責任者の仕事を実際に辞めた方にインタビューをしてきたので、その内容をご紹介したいと思います。
また、そのような自分に合わない仕事は、悩むよりも直ぐにでも辞めるべきだと思います。
ただ辞める前に次の転職先だけは確保しておくことをお勧めします。
【必ず読んで】今の仕事が辛くでも、退職前に次の職場を見つけておいた方が良い3つの理由
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製薬品製造販売業の総括製造販売責任者の営業を辞めた方の体験談まとめ
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めたいと思ったきっかけ
私は60歳を機に、35年間務めてきた大手製薬会社を退職し、先輩が紹介してくれた、医薬品原料を主に扱っている、従業員が60名程度の小さな製薬会社に移ることにしました。
移った理由は、60歳以降、そのまま元の会社に残るよりも、移った方が給料がよかったからです。 しかし、移った途端、私を引き抜いた先輩は辞めてしまいました。
どうも、先輩は私を自分の後釜に据えたかったようです。先輩はその会社で医薬品製造販売業の総括製造販売責任者を任されていたのですが、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者になるには薬剤師の国家資格が必要なのです。
しかし移った先には、先輩を除いて薬剤師の資格を持った、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者としての適任者がいなかったのです。そこで先輩は社長に泣きつかれ、自分が辞める前に、薬剤師の資格を持っている私を引き抜いたというわけなのです。
私は先輩や社長の口車に乗せられて、あれよあれよという間に薬品製造販売業の総括製造販売責任者に担ぎ上げられてしまいました。医薬品製造販売業の総括製造販売責任者とはどういった役職かというと、医薬品製造販売業に関わる法律上の責任者なのです。
もし、会社の製品で健康被害などの不備が発生した場合、社長はテレビの記者会見で頭を下げる役回りですが、私はというと、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」違反で逮捕されてしまうのです。
会社を移って1か月もすると、その会社の杜撰な製造実態が次々と明らかになってきました。先輩が辞めたかったのも無理ありません。もし薬務課から査察を受けようものなら、一溜まりもないといった状態だったのです。このままこの会社にいたら前科者になってしまう。
これが、私がこの会社を辞めたいと思った一番のきっかけです。 そしてその気持ちに駄目押ししていたのが、片道2時間半という会社までの通勤時間だったのです。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者での上司の様子
その会社での私の待遇は、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者を兼任する研究開発部の部長というものでした。小さい会社だったので、私の上には常務と社長がいるだけでした。
常務はなかなかの商売人で、口も立つし、それなりの人格者でしたが、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者でてんてこ舞いの私に、何かにつけてプレッシャーをかけてきます。
「新製品の開発はまだか!」とか「医薬品製造販売業の総括製造販売責任者兼研究部長としてのリーダーシップが足りない!」とか「もっと外に出て製品の売り込みをしろ!」など、とってもウザイ存在でした。
しかし、社長はもっとウザイ存在です。オーナー社長だったので、典型的なワンマンでした。会社の実質的な経営は常務が取り仕切っていたので、社長は何にも分かっていないはずなのに、何かにつけて的外れな無理難題を吹っ掛けてきます。実力はないくせに権限は持っていたので、たちが悪いこと、この上ありませんでした。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めようと思っても、中々辞められなかった理由
このままこの会社で医薬品製造販売業の総括製造販売責任者をやっていたら、薬機法違反で前科者になってしまうという危機感と、ウザイ常務と社長から逃れたいとの一心から、私は一刻も早くこの会社を辞めたかったのです。
しかし、周りの諸事情が、なかなか簡単にはそれを許してはくれませんでした。 辞められなかった理由としては、先ず第一には、経済的な実状がありました。
家計を守るためには、少なくともまだ暫くは辞めるわけにはいかなかったのです。 第二としては、先輩に対する義理があったからです。先輩には大学時代に大変世話になっていたので、先輩の意向には添いたいとの思いがありました。
第三には、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者の後任の当てが立つまでは、何とか辞めないで欲しいと社長と常務からせっつかれたからなのです。 そんなわけで三年間ほどは、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者を続けざる得ませんでした。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者の仕事を辞めた後の、周囲の人の反応
先ず会社を辞めるに当たっては、会社を紹介してくれた先輩にその旨の報告をしました。辞める前には、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者として、私の後任を会社の方で用意してくれていたので、先輩も安心してくれました。
ただその際、先輩からは、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者という大変な仕事を引き継がせてわるかったとの謝罪がありました。
先輩もこの件については申し訳ないと思っていたようでしたが、無事後任の医薬品製造販売業の総括製造販売責任者が決まったことを知りほっとしたようでした。
次に、経済的に心配していた家内の反応ですが、私は会社を辞める1年ほど前から、辞めた後の家計について、失業給付や年金などについて細かく調べ上げ、家計が破綻しないとの確証を得ていたので、そのことを家内には説明して納得してもらいました。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めた後の転職先
私は63歳でその会社を辞めることが出来、やっと医薬品製造販売業の総括製造販売責任者という重責から解放されたのです。
しかし、辞める直前に県の薬務課から査察の通知があり、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者として、その査察に立ち会わなくてはならなくなってしまったのです。
私の場合、いわゆる雇われ医薬品製造販売業の総括製造販売責任者だっので、査察の経験もなく、ノウハウも心得ていませんでした。通知から査察までの期間は2週間程度しかありませんでした。
私は査察当日、ぼろが出ないようにと必死になって医薬品製造販売業の総括製造販売責任者として必要となる知識を詰め込み、何とか査察を凌ぎ切ったのです。
その直後に私は会社を辞めたのですが。疲れ切っていたせいもあり、1か月ぐらいは何もせずぶらぶらしていました。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めて良かったこと
(1)医薬品製造販売業は薬機法で規制されており、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者はその法的な責任の所在となるため、会社が抱えていた違法行為が発覚する前に辞められたので助かりました。
(2)この業種では、不定期ですが、県の薬務課(行政)による立ち入り検査があります。医薬品製造販売業の総括製造販売責任者は常にそのストレスを感じつつ従事しているので、そのストレスから解放されてほっとしています。
(3)最近では医薬品に関する行政指導が厳しくなり、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者は、それに関する膨大な情報を常に集約していいなくてはなりません。そんな大変な仕事を辞められて大変よかったです。
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めて悪かったこと
(1)プレッシャーの大きい仕事でしたが、給料はそこそこよかったので残念です。
(2)私が統括していた研究開部門には若い女の子が多く、その子たちとの会話が出来なくなってしまったことは大変に寂しい限りです。
(3)その会社では年に数回、会社の費用で、学会出張と称して旅行をしていましたが、それが出来なくなってしまいました。これからは自腹で旅行しなくてはなりません。
最後に、製薬品製造販売業の総括製造販売責任者を辞めたいと思っている方にメッセージをお願いします
医薬品製造販売業の総括製造販売責任者は、会社が出荷した医薬品の有効性や安全性など、その品質に責任を負うという大変に重要な役割を担っている仕事です。
大きなストレスがかかる仕事ですが、それだけにやりがいのある仕事です。医薬品に関する広い知識たけではなく、法規制に関する知識も必要になります。
これらを上手く修得して熟練した医薬品製造販売業の総括製造販売責任者となることが出来れば、社内における評価は高く、将来的には重役としての道も開けるはずです。
私のように、挫けて辞める道を選択することは簡単ですが、医薬品製造販売業の総括製造販売責任者というポジションを掴むことが出来たのであれば、ある意味、社内での出世の切符を手に入れたようなものです。
手に入れた切符を手放してしまうのではなく、その切符を上手く利用してみては如何でしょう。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか
製薬品製造販売業の総括製造販売責任者よりもホワイトで給料の高い仕事は世の中にはいくらでもあるので、思い切って辞めてみることをおすすめします。
次の職場はリクルートエージェントを使って探して見ましょう。
いくら職場がブラックだとしても、次の職場が見つかる前に今の仕事を辞めてしまうことは、ご自身が今後の転職活動上不利になるだけなので、絶対に止めて下さい。
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